包茎とは、陰茎の亀頭が包皮に覆われて露出不可能な状態や露出に問題が伴う状態のことであり、医学的には通常真性包茎のことを指します。当サイトでは真性包茎だけでなく仮性包茎や嵌頓包茎についても扱うため、特に記載がない限りそれらをまとめて「包茎」と呼ぶことにします。女性器の包茎も存在しますが、当サイトの性質上専門外となりますのでご了承ください。以下では仮性包茎、真性包茎、嵌頓包茎の順に説明します。

仮性包茎

 海外のほとんどの国では仮性包茎という概念はなく、そのような単語も存在しません。例えば英語では「circumcised・cut(割礼を受けた)」か「uncircumcised・uncut(割礼を受けていない)」かの違いであり、単に前者では割礼手術を受けたから亀頭が露出していて、後者では受けていないから亀頭が包皮に被さっているという違いでしかありません。「phimosis(包茎)」という単語は存在しますがこれは真性包茎のことを指しています。したがって割礼を受けていないならば亀頭が包皮で覆われている状態は普通であり、一部の日本人のように治すものとして捉えられてはいません。(フィリピンなど宗教とは別の文脈で割礼手術が行われる国では包茎が嘲笑されることが多いと言われています。しかしこれは割礼が男性の通過儀礼とみなされているためであり、日本での仮性包茎の捉えられ方とは異なります。)

 日本においては戦前から「大人の男性は亀頭が露出しているもの」という価値観が存在し、現在でもそのようなステレオタイプがあるのが事実といえるでしょう。仮性包茎をコンプレックスに感じる男性に対して美容業界が広告を展開し、包茎手術を勧めることを問題視した国民生活センターが注意喚起を促しています。管理人としては、手術を受ける方が金額や手術方法、仕上がり、アフターケアに納得して受けたのであれば特に問題ではないのではないかと考えています。「相談しに来ただけのつもりが扉に鍵を掛けられて高額なオプションを強要された」「手術で後遺症が残ったのに治療を受けられなかった」「仕上がりが説明されたのと違った」などは問題だと考えますが、多くのクリニックは良心的であると思います。とはいうものの、手術なしで、誰にも知られず、安く露茎にする方法があるのならそちらを選びたいという方も多いと思います。そのような方は当サイトで紹介する方法を続けていただければ、自然に露茎にすることができます。

真性包茎

 真性包茎は仮性包茎とは違い、包皮口が狭いため勃起したり手で包皮を引き下げても亀頭が露出できない状態です。包皮の内側(内板)が亀頭と癒着しているために包皮が剥けないケースもあります。どちらの場合も包皮を剥いて洗うことができないため不衛生になりやすく、炎症を起こす可能性が非常に高いです。そのため泌尿器科では治療すべきものとして、ステロイド軟膏を使って包皮を柔らかくしたり、必要に応じて外科手術が保険適用で行われます。

 全ての男性が出生時いずれかの包茎の状態であり、成長に伴って包皮の翻転が可能になることが多いです。生まれたときは真性包茎であったが少しずつ剥けるようになり仮性包茎になっていたとか、家族特に父親に教わりながら練習していたら剥けたというケースも多いですが、中には包皮口が狭いまま、あるいは包皮と亀頭が癒着したまま大人になり、様々な問題を抱える方もいます。

 真性包茎と一口に言っても人によって様々な形が存在します。比較的軽度なものとしては、包皮を引き下げると包皮口から直径1cmほど亀頭が見える真性包茎の方が多いです。亀頭の大きさや包皮の柔軟性によっては無理やり引き下げると亀頭の一部を露出できるが、亀頭が包皮によって締め付けられ痛みを伴うことが多いです。重度の場合、包皮口が極めて小さく尿や精液などの通り道が1mmほどしかない場合もあります(ピンホール型)。包皮口だけでなく包皮全体が細いため、包皮を引き下げると先端がすぼまってヒョウタンのような形になるものもあります。また特殊なケースとして、包皮の内板が亀頭粘膜と広範囲で癒着しているため剥けないという方もいます。

 真性包茎では包皮を剥いて洗うことが全くできないため包皮内が非常に不衛生な状態となります。亀頭包皮炎や尿路感染症などにかかりやすく、それらを繰り返して慢性化すると陰茎がんの発生率が高まってしまいます。またHPV(ヒトパピローマウイルス)が繁殖している可能性が高く、配偶者の子宮頸がんリスクを高めてしまいます。性行為でも包皮が突っ張ることで痛みが起きやすかったり、コンドームがずれたりしやすいことが指摘されています。また、ピンホール型の場合排尿に困難を抱える場合があります。亀頭包皮炎を繰り返すことで包皮口がさらに狭くなり、尿路閉塞性の疾患の可能性も高まると言われています。いずれにせよ真性包茎は治療が必要な状態のため、なるべく早いうちに適切な対応をすることが望ましいです。

 管理人は過去に軽度の真性包茎に悩む知人から相談を受けたことがあります。自分自身包皮輪狭窄を克服したのと同じやり方を伝えて実践してもらったところ、3週間ほどで包皮が剥けて仮性包茎になることができたようです。こちらのやり方も掲載したいと考えています。

嵌頓包茎

 嵌頓(かんとん)包茎とは仮性包茎と真性包茎の中間のような状態です。普段は包皮が被さっていて勃起時も通常は包皮に覆われています。手で包皮を剥こうとすれば亀頭を露出させることができるのですが、包皮口が陰茎よりも狭いため締め付けられて、強い痛みが発生したりうっ血したりします。またうっ血したまま放置した場合陰茎の組織が壊死してしまい、最悪の場合壊死部分を除去しなければならない場合もあります。その前に痛みに気づいて包皮を戻すケースが多いですが、包皮口が特に狭い方では自分の力で包皮を元に戻すことができず、緊急手術となるケースもあります。また包皮を剥いたまま寝てしまい、睡眠中に無意識に勃起をすることで締め付けが強くなり、知らないうちにうっ血してしまうということもあります。

 生まれたときは包皮口が狭くても思春期に陰茎や亀頭が成長することで包皮が広がり、仮性包茎となる男性が多いですが、個人の体質によっては包皮が十分に広がらないこともあります。嵌頓包茎も男性の健康にかかわる状態のため、医師の判断によっては保険適用で手術を受けることができます。こちらも真性包茎同様改善する方法がありますので、別ページで紹介します。

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